空間デザインには才能が必要？どうしたら空間デザイナーになれるのか

空間デザイナーを目指したいけど、やはり才能がないとやっていけない気がする。自分には空間デザイナーは向いていないのかな？そう思ってなかなか空間デザインの道へ1歩踏み出せない方もいるでしょう。今回は、そんな悩みを持つ方へ向けて、空間デザイナーになるためには本当に才能が必要なのかについて説明します。

特別な才能は必要ない

結論、空間デザインに才能は必要ありません。たしかに、デザイナーの中には独特なセンスを持ち合わせて、魅力的な作品を作る人もいますよね。そんな人達の活躍をみると、やはり自分にはできないと思いがちです。しかし、デザインの根本をたどると、空間デザインにおいて才能が必要でないことがわかります。

今、才能がないからできないと思っているのであれば、実はそれは「デザインの知識が足りていない」だけ。デザインに必要なのは才能ではなく、知識です。なぜなら、知識がないと、クライアントから求められているものを作り上げることができないからです。空間デザインの仕事を受注するところから考えてみましょう。間違いなくクライアントの要望を聞いて、デザインを設計しますよね。

そうすると、自分の思いどおりの作品をセンスそのまま作れるわけではないことがわかります。空間の先にあるのはクライアントで、そこにあるのは譲れない要望。空間デザイナーは、その要望に沿って作っていかなくては評価もされず、作品として成り立ちません。それでは、要望を叶えるために必要なことはなんでしょうか。それは、才能ではなく「知識」なのです。知識があってはじめて、クライアントの要望を形にするデザインを作れるのです。よって、空間デザインにおいて、特別な才能は必要ないといえます。

大切なのは自分の能力を空間デザインに活かすこと

空間デザインにセンスは必要ありません。大切なのは、自分の能力を空間デザインに活かすことです。自分の能力とは、知識であり、経験です。自分に才能はない。とまったく行動をしないまま終わってはもったいないです。まずは勉強をしてみましょう。そもそも、空間デザインの仕事をしたいと思い、どんな仕事なのか調べた時点で1歩踏み出しているといえます。その気持ちをそのままに、日々知識を蓄えてみてください。

そして、その知識を持って仕事につき、多くの経験を得てみてください。そうすると、才能がなくても仕事をしていけることがわかるはずです。どんなに才能があっても、空間デザイナーとしてのあなたの知識と経験には敵いません。知識と才能で、自分だけの得意分野を見つけて、空間デザインに活かしてみるのはいかがでしょうか。

悩むよりまず行動することが重要

空間デザイナーに必要なのは行動力です。センスだけでやっていける仕事ではまったくありません。なぜなら、たくさんの経験を得ていくことでどんどん魅力的なデザイナーになっていけるからです。自分にはセンスがないと悩んでいる時間があれば、デザインの勉強をしてみましょう。

そして、その知識を実際に仕事で活かしましょう。そうしていれば、あるとき、「このデザインは、以前使用したこの知識を活かせるのでは？」といった瞬間が多くなり、デザイナーとしての階段を登っていく感覚を味わえることでしょう。悩んでいてはもったいないです。まずは行動をしてみることから始めましょう。

空間デザインにセンスは必要ありません。空間デザイナーになるのに必要なことは、行動する力です。とにかく行動をして知識と経験を蓄えて、またさらに新しい仕事をしましょう。「行動して得た知識と経験が、才能よりも勝るのが空間デザインの仕事だ」と自信を持っていえるようになっているはずです。悩む前にまずは行動して、自分の能力を高めていってください。