これから空間デザインの勉強したい場合には、独学で学ぶと難しい部分が多いため、専門学校などに行くことによりより深いところまで学ぶことができるようになります。
ただ、一般的に授業がおこなわれている平日昼間に通うことができない人もいることを理解しておくべきです。
最近は夜間のところも増えている傾向がある
空間デザインの学校は、日本にもさまざまな種類がありますが特に東京に集中している傾向があります。
東京の学校は、その授業スタイルも実にさまざまな種類があると言えるでしょう。一般的には、昼間の授業をおこなうことになりますが、必ずしも昼間だけではなく夜間におこなわれているところがあります。
なぜわざわざ夜間におこなうこと言えば、より多くの生徒を確保するためです。空間デザインの学校に通う人は、学生ばかりではありません。中には、社会人として通う人もいるわけです。学校によってもその割合は異なりますが1割から2割位は社会人が通っている傾向にあります。
社会人が通う場合には、平日昼間から通うことができるとは限りません。そのため、夜に通うことが必要になりますが専門学校としてもその人たちを少しでも入学させるべく夜間に開催するようにしています。とは言え、夜間におこなうにしても講師の確保なども重要になってくるでしょう。
当然人件費もかかるためすべての学校でおこなっているわけではないことを理解しておくべきです。同様に、土曜日や日曜日に授業をおこなう学校もあることはありますが、人件費などを考えるとそれほど多くないことを知っておくべきです。
平日昼間以外におこなっているところは、どちらかと言えば東京の駅前などにある専門学校に多い傾向があるでしょう。働いている人でも通いやすい距離にしてあります。
平日夜間に通う場合の特徴とはどのようなものか
空間デザインの学校を選ぶ場合、夜間におこなわれているところを選べば、昼間仕事をしている人でもある程度余裕を持って通うことができます。ただし、平日昼間に通う場合よりも時間的な制限があることを理解しておきましょう。
平日昼間に通う場合には、朝の8時半から4時半ぐらいまで授業をおこなうことが多いです。早く終わるところでも、2時半から3時半までおこなっている傾向があります。ところが、夜間に授業をおこなう学校は2コマ程度しか確保できないことが多いです。
例えば、夜の7時半に始まり9時半に終了するようなところがほとんどです。いくらやったといっても夜中の12時過ぎまでおこなっているところはほとんどないです。
そこから考えると、夜の時間帯に通うとすれば昼間の時間帯に通う生徒の半分程度しか勉強ができません。そうすると、1年間だけ通うのではなく2年以上通うことが基本になるでしょう。
夜間の授業スタイルを理解しておこう
夜の間に空間デザインの学校に通うとしても、どのような授業スタイルになるかを理解しておくと良いです。基本的に、夜の間に通うと眠くなってしまう可能性が高いでしょう。
そのため、講師としても可能な限り声を張り上げて授業をおこなっている傾向が強いです。また、夜間の時間帯はコマ数が確保できないため、可能な限り密度の濃い授業をおこなっていきます。
人数もそれほど多くないことから、密度の濃い授業を少人数制でおこなうようなことを決して不可能ではありません。 夜間に通うことができなければ、土曜日や日曜日に振り替えが可能なこともあります。
空間デザインの学校に通う場合でも、働きながら通いたい場合には、可能な限り夜間に授業をおこなっているところが選ぶべきです。このようなところは、コマ数も少なくなるため昼間の生徒が1年間で勉強する内容を2年ぐらいかけて勉強することになるでしょう。
ただ、人数が少ないため授業も少人数制のような形でかなり細かいところまで指導してくれる可能性が高いです。もし、仕事の都合で夜間に行けない場合があれば土曜日や日曜日に振り替えてくれる学校もあります。