空間デザイナーを目指しているなら、知識が得られる専門学校があるため、入学することを考えましょう。現場で働きながら空間デザインについて学ぶ方法もありますが、就職先を見つけるのは難しいのでおすすめしません。
こちらでは空間デザイン専門学校の選び方や申し込み方など入学方法を紹介していきます。
まずは情報をもとにして空間デザイン専門学校を選ぼう
東京には空間デザイン専門学校(もしくは空間デザイン学科がある専門学校)がたくさんあり、その中から自身の望むカリキュラムが用意されているところを選ばなければいけません。選定するためには各空間デザイン専門学校のホームページを見て回って、とにかくたくさんの情報を集めましょう。
まずは、ホームページをプリンターで印刷して、紙の媒体で比較できるようにすると便利です。そして、ある程度絞り込みができたのなら、残ったところすべてに資料請求することをおすすめします。現在では一括請求ができるウェブサービスもあるため、簡単に複数のところの資料を手に入れられます。
オープンキャンパスで通いたいところを決定しよう
資料を使って、数箇所に絞り込むことに成功したなら、次は残ったすべての空間デザイン専門学校のオープンキャンパスに参加をしましょう。オープンキャンパスは、授業体験や施設見学、学校説明会など、ありとあらゆる情報を収集できるイベントです。
もちろん、利用せずとも入学はできますが、理想と現実にギャップがないようにしたいのなら、オープンキャンパスの活用は必須だといえます。なお、オープンキャンパスは無料なので気軽に参加できますが、事前の申し込みが必要な場合もあるので気をつけなければいけません。
ホームページを見て『当日の参加もできる』といった記載がなければ、申し込みが必要だと考えたほうがよいでしょう。たいていの場合はホームページにあるオープンキャンパスのコンテンツから、申し込めるようになっています。
ちなみに、日によって異なった内容のオープンキャンパスを開催しているところがあるので、どれに参加すればよいか迷うかもしれません。しかし、迷う必要はまったくなく、気になったものがあったのなら、全部に申し込んで参加してしまいましょう。訪れる回数が多ければ多いほど、その施設のことを理解できるので、後悔をしない専門学校選びがおこなえるようになります。
あとは願書をだせば入学ができる
無事に専門学校選びが終了して、通いたいところが決まったのなら、資料に付いてきた願書を使って入学を申し込みましょう。もちろん、いつでも出願できるわけではないので、受け付け開始日と締め切り日をきちんと把握しておかなければいけません。
多くのところでは、書類選考で合格が決まるため、通知が自宅に届くのを待ちましょう。定員が埋まっていない限り、入学できるところがほとんどなので、安心して合格通知を待つとよいです。
合格通知が届いたのなら手続きをして、学費の支払いを完了さえれば、空間デザイン専門学校への入学が決定します。新入生に向けたガイダンスなどが届くので、じっくりとよく読んで、入学する日に備えましょう。
東京には空間デザイン専門学校がたくさんあるため、入学するのは決して難しくはないです。そのため、入学できればよいと考えるのではなく、どのようなカリキュラムが用意されているか、しっかりと考慮してから入るところを決断しましょう。
なお、就職サポートが充実しているところなら、空間デザイナーとして働ける確率が高くなります。卒業しても、働き口がなければ得た知識を活用できないので、きちんと就職させてくれるところを選びましょう。