インテリアコーディネーターの資格について解説!難易度や合格率は?

公開日:2023/05/01 最終更新日:2024/07/24


インテリアコーディネーターは、公益社団法人インテリア産業協会が認定する民間の資格です。住む人にとって快適で過ごしやすい空間づくりのために、内装やインテリアの選定などについてアドバイスや提案することを目的としています。今回はそんなインテリアコーディネーターの資格について、難易度や合格率について解説いたします。

インテリアコーディネーターの資格試験とは

インテリアコーディネーターの資格試験には年齢、性別、学歴、職業、経験といった受験資格がなく、誰でも受験できるのが特徴です。壁紙・照明器具・じゅうたん・カーテンといった部屋を彩るインテリア素材を、空間の目的に合わせて選定・配置することが求められるので、色彩や構成力などのセンスが必要です。

また、顧客のニーズを正しく把握することや、希望を実現にみちびく提案ができることも欠かせません。丁寧にヒアリングできる人、スムーズにコミュニケーションできる人が向いているので、女性に人気の職業です。

インテリアコーディネーターの活躍の場は幅広く、インテリア小物や家具、ファブリックスといったメーカーやインテリアショップ、ショールーム、ハウスメーカー、工務店、施工業者、設計事務所が挙げられます。

インテリアコーディネーターの資格の有効期限は取得後5年間と決められています。資格を継続して所有するためには、登録後5年目に研修を受講し更新手数料を支払う必要があります。

インテリアコーディネーター資格試験の概要

インテリアコーディネーター資格試験は、建築の知識やインテリア商品の知識などが問われます。試験は学科テストとプレゼンテーションと論文によるテストの2段階で構成されます。学科テストは一次試験、プレゼンテーションは二次試験と呼ばれ、一次試験の合格者のみが二次試験を受験できます。受験は一次試験と二次試験の両方を同じ年に受験するのが基本ですが、一次試験のみを先取り受験する、あるいはすでに一次試験に合格済みであれば二次試験のみを受験することも可能です。

一次試験はマークシート形式で、インテリアコーディネーターの誕生背景や仕事内容、インテリアに関する歴史など基本的な知識と、実際のインテリアコーディネーションに関わるインテリアの構造や環境に合わせた設備構成といった実務的な問題も出題されます。二次試験では想定される仮想の依頼主に対する、インテリアコーディネーターとしての提案力が評価されます。建物構造や家族構成、インテリアへの要望といった設定をふまえ、依頼主が希望する空間を図面や仕上げ表を使って提案していきます。

プレゼンテーションで扱う図面は2種類で、基本図面である平面図で計画の全体を表し、展開図・断面図・パース図・アイソメ図・家具図のうち指定された一種を組み合わせて提案をより綿密なものにします。仕上げ表は、各部屋の床や壁、天井の仕上げを材料や品名、寸法といった特徴でまとめたものです。論文は出題テーマが抱える問題点に対して、インテリアコーディネーターの視点から提案できる解決策や最善策を、具体的に記述するとよいでしょう。

インテリアコーディネーター資格試験の難易度

インテリアコーディネーター試験の年間受験者は毎年約8,000~9,000人ほどです。合格率は22~25%で難易度は高めです。特に一次試験は合格率が低い傾向にあります。出題範囲が広く、問題数が多いため、コツコツと地道に勉強して知識を定着させる必要があるからです。

インテリアコーディネーターの資格勉強は独学以外に、スクールに通ったり、通信講座を受けたりする方法もあります。広大な出題範囲をカバーする知識を身に着けるためには、無理なく継続できる学び方を選ぶことが大切です。

まとめ

インテリアコーディネーターはインテリア産業協会が認定する民間の資格です。住人が快適で過ごしやすい空間を実現するために、内装やインテリアの選定についてアドバイスすることが目的としています。受験資格は特になく、誰でも受験できるのが特徴ですが、合格率は30%未満と高くありません。合格率の低さは一次試験での出題範囲の広さ、問題の多さが原因です。確実にインテリアコーディネーターとしての知識を身に着けるためには、時間をかけてコツコツと勉強することが欠かせません。そのためには、独学・スクール・通信講座といった学び方から自分に合った方法を選ぶことが大切です。

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引用元:https://www.tokyo-designplex.com/?ID=ab&bc&w&00014

引用元:https://www.ics.ac.jp/

引用元:https://www.aoyamaseizu.ac.jp/

引用元:https://www.kds.ac.jp/

引用元:https://www.tdg.ac.jp/
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