専門学校にも様々な学校がありますが、空間デザインを学ぶことができるところも少なくありません。
空間デザインの専門学校にも認可校と無認可校の2種類がありますがいったいどのような違いがあるのでしょうか。
入学資格や立地の条件の特徴を知りたい
空間デザインの専門学校の認可校の特徴は、入学資格が決まっています。
高校卒業程度以上のものに限られますので、ある程度入学する人の年齢は決まってくるでしょう。
つまり、自分と同じ年齢の人たちが集まって勉強することになりますので和気あいあいと学ぶことができるでしょう。
もちろん、高校卒業以上の学歴があっても問題ありません。
逆に、無認可校の場合には高校卒業していなくても入ることができます。
施設の立地ですが、認可されている場合には自己所有の施設に限られています。
そのため、賃貸施設などを使うことはまずありません。
この場合どのようなメリットがあるかといえば、途中で学校が移転したりなくなることはまず考えにくいでしょう。
特に、移転する場合には家から近くなるならばよいですが、逆に家から遠くなってしまうと計画が狂ってしまいます。
専門の学習をするにあたり、落ち着いて勉強したければ自己所有の施設があるところの方がメリットはあります。
奨学金を受けることができるのも大きな魅力
認可されている空間デザインの学校では、公共の機関による奨学金を受けることができます。
基本的に建築関係の仕事に就きたい人が空間デザインの勉強をしますが、建築関係は文科系の専門学校よりもやや費用が高くなりがちです。
そのため、家庭における負担が大きくなる可能性もあるでしょう。
専門学校の費用を自分で出そうとしている人にとっては、公共の機関による奨学金を使うことができるかどうかは大きな関心ごとになるはずです。
もちろん、認可されていないところでも学校独自の奨学金制度などがありますが、やはり条件としてお金を借りやすいのは公共の機関による奨学金といえるでしょう。
それに合わせて、金融公庫による教育ローンを受けることも可能です。
通学する場合の定期券なども認可されている学校では通学定期券を使うことが可能になります。
通学定期券を使うことで、学割が使えるようになりますのであまりお金をかけずに学校まで往復することが可能になります。
さらには、学割制度も導入されているのも大きな魅力の一つといえるでしょう。
学割は、鉄道だけでなく美術館や博物館に行くときでも受けることができます。
特に、建築の空間デザインならば美術館に足を運ぶ機会は多いでしょう。
そのようなときに、金銭的な負担が少なくなるのは非常にありがたいことです。
就職支援の面でも優遇されている
せっかく空間デザインの学習をしたならば、しっかりと就職先を選びたいものです。
認可されている学校の場合は、厚生労働省から無料就職紹介所として認められていますので無料で求人の紹介を受けることが可能になります。
ちなみに、無認可の学校に関しては厚生労働省から就職支援制度を設けていないため就職時にやや手間がかかってしまいます。
もし、空間デザインの専門学校に通っている途中で四年制大学に編入したい場合には、4年制大学の2年次以上の編入が可能となっています。
多くの場合、専門学校から3年次編入しています。
これが、認可校の特徴といえる部分です。
空間デザインの専門学校の中でも、認可校と呼ばれるところは入学資格者が高卒以上に限定されています。
また、学校自体も場所が移動するようなことはめったにありません。
次に、国の機関による奨学金が認定されていますのでこれを利用することが可能になります。
さらには、学割があるため定期券を購入する場面では有利になるでしょう。
これらを総じて考えれば、認可されている空間デザイン専門学校に通うことは大きなメリットがあるといえます。