結婚や妊娠で、自分の時間が少なくなってしまったけど、空間デザイナーで働くことはできるだろうか。そもそも子育てしながら続けられる仕事なの?そんな悩みを持っている女性の方もいるのではないでしょうか。空間デザイナーは、女性が多数活躍している仕事のため、子育てしながら働ける仕事でもあり紹介します。
女性ならではのセンスを活かせる
空間デザイナーは、女性も多数活躍中の仕事です。その理由の1つに、女性ならではの目線があります。男性には気付けない「女性ならではの目線」が、いい空間を作り出せることが多数あるのです。また、結婚や妊娠を経た女性は、もはや男性には持っていない同性ならではのセンスを持ち合わせていることでしょう。
たとえば、主婦や子育て世代をターゲットにした店舗のデザインを手がけるときには、実際に同じ生活を経験した女性の力が必要になります。女性に響く女性ならではの感覚が空間デザイン業界には欠かせないのです。
デザイン業界はまだまだ男性優位
現状、空間デザイナーだけでなく、デザイン業界としては男性が多いです。とくに空間デザイナーにおいては、実は体力が必要な仕事のため、男性優位になっています。プロジェクトを成功させるために、自ら重い資材を運んだり、作業を手伝ったりすることもあるでしょう。
そういった理由もあり、デザイン業界は男性が昇進していくことが多い現実は知っておくべきです。キャリア育成のことまで考えてしまうと男性優位。しかし、女性ならではのセンスは業界的には必要で、そのセンスを武器に自分の裁量で働いている女性デザイナーもいます。体力的な話や昇進の話になってしまうと男性が優遇されがち。それでも、女性目線が欲しいクライアントはたくさんいるので、女性デザイナーの存在は間違いなく業界を支えています。
ライフスタイルに変化があっても働けるのか
空間デザイナーは、ライフスタイルに変化があっても働ける仕事です。実際の仕事は体力勝負になることが多いです。タイトなスケジュールをこなすために徹夜することもあります。現場の工事が終わらないので、少しでも進めてもらうため、できる作業は自分で行うことも。これでは、今後生活に変化がある女性は働いていけないのでは?と思うかもしれません。
しかし、「仕事量の調整」ができるのが空間デザイナーの仕事でもあります。正社員としてではなく、アルバイトとして働くこともできるうえ、フリーランスになれば仕事量は自分次第です。結婚してなんとか働いていたけど、子育てしながらではさすがに働けないという声もありますが、問題ありません。短時間で働ける契約社員になってもいいうえ、決められた時間で働くこともできるからです。
逆に、子育てがある程度落ち着いたあとに、また仕事量を増やすことだってきるのです。いくら時短で働いていたといえ、時代の流れを掴みながら働いた経験は無駄にはなりません。また、忘れてはいけないのが、空間デザイナーは、結婚や妊娠の経験も活かせる仕事だということです。自分の生活スタイルを中心に考えながら、働く時間や方法を変えていき、自由な働き方を手に入れましょう。
空間デザイナーは女性でも働いていけるのか、ライフスタイルの変化にもついていけるのかを紹介しました。女性も多数活躍している空間デザイナーは、たとえば結婚や妊娠の大きな生活の変化にも対応できる仕事です。空間デザインの仕事は女性でも一生続けられるため、変わっていく自分の環境にも柔軟に対応できる仕事を探しているのであれば、空間デザイナーについて検討してみるのはいかがでしょうか。