ショップやホテルの内部空間を丸ごとプロデュースする仕事に憧れるのなら、専門学校で空間デザインの知識を学ぶとよいでしょう。
そして、多くの卒業生が空間デザイナーとして活躍している専門学校を選ぶことをオススメします。
それを知るためには、卒業生がどのような仕事場で働いているか調べるのが最も簡単です。
就職先は独り立ちする上でとても重要
空間デザイナーになるための専門学校は多くあり、勉強を望むのなら入学するのは難しくありません。
社会人や忙しい方にも通いやすく、専門学校によっては、週末や夜間に利用できるコースも設置されています。
また、空間デザインはスペースデザインとも呼ばれています。
もしかすると、そちらの名前でコースを開設しているかもしれないので、よりよい専門学校を見つけたいのなら両方の名前で探してみましょう。
なお、専門学校を選定する上で、カリキュラムと同じくらい大切なのが、卒業後にきちんと就職できるかどうかです。
デザイナーは実力主義の世界ですが、専門学校を出たばかりの方に即戦力を求めているケースは少ないです。
そのため、実際に働きながら、さらに知識を身につけていくことになるので、専門学校が紹介してくれる就職先はとても大切だといえます。
立派な空間デザイナーとして成長したいのなら、実績のある職場に就職して実力を身につけていきましょう。
公式ホームページで就職先をチェック
お目当ての専門学校があるのなら、まずは公式ホームページに訪れて、就職情報が記載されているコンテンツを見てみましょう。
もしくは、資料請求してもよいのですが、同じような情報が載っているので、公式ホームページを見たほうが早いです。
そこには、専門学校の卒業生が、実際に活躍している仕事場がリストとして掲載されているはずです。
多くの会社やデザイン事務所が載っているため、リストを上から下までじっくりと見て、自身が望む職場がないか探してみましょう。
それから、インターネット上で、リストにある名前で検索すれば、会社やデザイン事務所の公式ホームページが見つかる可能性が高いです。
入学する前に仕事先を調べるのは早いと感じるかもしれませんが、専門学校を一度選んでしまうと変えるのは難しいので、最初の段階できちんと調べておくことを強くおすすめします。
就職率が高ければ望み通りの職場で働ける確率が高い
公式ホームページで、卒業生の大体の働き先を確認できたら、専門学校の就職率もきちんと調べておきましょう。
それは、素晴らしい会社やデザイン事務所に勤めている方がいたとしても、就職率が低ければ、望み通りの働き先に就職できる可能性は低いからです。
就職率についても公式ホームページに載っているはずなので、卒業生の内、何パーセントの方が就職できたのかチェックしておきましょう。
なお、望み通りの仕事場で、空間デザイナーとして働きたいのなら、就職サポートも重要な要素です。
例えば、表には出てこない仕事先の紹介や、面接の受け方や履歴書の書き方の指導などいろいろなものがあるので確認するとよいです。
もしも、就職に困りたくないのなら、サポートの種類が多い専門学校を選んで、精一杯の支援をしてもらいましょう。
人気や実績がある会社やデザイン事務所に就職をすれば、専門学校では得られなかった現場での経験を早く積むことが可能です。
そうすれば、早い段階でホテルやショップの空間デザインを任せてもらえるようになるでしょう。
つまり、空間デザイナーとして活躍したいのなら、専門学校を選ぶときに卒業後の仕事場のことも考えておいたほうがよいです。
卒業生の仕事先を調べて就職率をチェックし、就職サポートのある専門学校を選べば、理想通りの空間デザイナーになれる可能性が高くなります。