空間デザイナーになりたいのなら、対応する学校に通って、基礎から応用まで教えてもらいましょう。
何種類かの入試が用意されているのでベストなものを選択すれば、比較的楽に空間デザインを学べる学校に入学できます。
一般入試がもっともスタンダード
どのような学校でも、高卒以上の資格があれば受けられる一般入試は必ず用意されています。
専門学校の場合は筆記試験がないところがほとんどですが、大学ならば用意されているので対策をする必要があります。
普通の大学に入学するのと変わらないので、目標とするところを決めたら、そこに合格できるように勉強しましょう。
なお、美術系の大学にも建築科があるため、そちらを利用すれば、空間デザイナーになることができます。
しかし、美術系大学の場合は、入試に実技試験があるので、そちらの対策もきちんと行わなければいけません。
そのため、空間デザイナーになるための学校としては、美術系大学はかなり難易度が高いといえるでしょう。
AO入試や社会人入試が用意されているところも
すでに社会人となって働いているのなら、その経験が役に立つのが、AO入試や社会人入試というものです。
面接が重要とされているので、入学したい理由やこれまでの実績を伝えれば、それだけで合格できる可能性があります。
なおAO入試のほうは学生でも利用できるため、アピールできることがあるのなら受験を考えてみましょう。
高校生であっても部活動やボランティアの経験など、熱意を伝える方法はいくらでもあるので、チャレンジすることをおすすめします。
入試を受けるための条件や試験の内容を知りたいのなら、学校が発表する概要をチェックしましょう。
一般入試とは異なるので、しっかりと調べておかなければ、出願をしたとしても受けられない可能性があります。
入試の種類だけではなく回数も調べよう
専門学校でも大学でも、入試は一回だけ行われるのではなく、複数回行われるようになっています。
その数が多ければ多いほど、入学できるチャンスが広がるので、お目当ての学校があるのなら回数を調べておきましょう。
なお、基本的には一般入試は一番最後に行われるもので、それ以前にAO入試や社会人入試が行われています。
そのため、一般入試で合格を考えている人も、それ以前の入試を利用して合格を目指すことが可能です。
書類選考や面接のみで合格できるところも多いので、自分には実力がたりないと考えても、とりあえずでも挑戦してみましょう。
もしかすると、お目当てとしていた学校の合格を、とても早い段階で決められるかもしれません。
もちろん、AO入試や社会人入試に落ちてしまったとしても、一般入試は何の問題もなく受けられるので安心しましょう。
試験を受ければ受けるほど、合格できる確率が高まるので、募集要項に当てはまる入試があるのなら受けてみることをおすすめします。
空間デザイナーになれる大学ならば入学の難易度が高い場合がありますが、専門学校への入学はそれほど難しくはありません。
そのため、専門学校を考えているのならば、一般入試の前に行われるAO入試や社会人入試の活用を考えましょう。
受験料がかかってしまいますが、用意されている分をすべて受けることも可能なので、合格できるチャンスを逃すのはもったいないです。
入試の内容と開催日はそれぞれの学校で異なるため、前もって資料を請求して確かめるようにしましょう。
もちろん、一つのところに絞るのではなく、たくさんの学校を受けて、空間デザイナーへの道を広げることもできます。