最先端のデジタルパースが学べる空間デザインスクール3選

従来の設計図ではイメージが難しかった空間の構成を、誰もが理解しやすい形で表現できるデジタルパースは需要が高まっています。建築や空間デザインの分野で活躍する人材を目指す方に、最先端のデジタルパースに関するスキルは欠かせません。先進的なデジタルパースをカリキュラムに取り入れている、空間デザインスクール3選を紹介します。

東京デザインプレックス研究所

東京デザインプレックス研究所は、空間・インテリア業界に直結した設計・デザイン力とデジタル表現技術を育成する専門スクールです。空間デザインの基礎から企画・設計、パースデザイン、照明・設備プランニング、CAD・3DCGまでを体系的に学べる実践的なカリキュラムを展開しています。

同校の修了生は空間デザイナーやインテリアデザイナー、店舗デザイナー、CGパースデザイナーなど、業界の第一線で幅広く活躍しています。

未経験から3DCG・CADスキルを実践レベルで習得

東京デザインプレックス研究所のスペースデザインスタジオでは、未経験からでも設計・パース制作・3DCG表現を実務レベルで学べる環境を整えています。基礎的な図面制作や模型づくりから始め、段階的にVectorworksやSketchUpなどのソフトを使った実習に進む構成です。

さらに、高機能3DCG ソフト「3ds MAX」も導入。パースデザインや空間ビジュアライゼーションに必要なリアルな質感表現や照明効果の再現など、プロの現場でも通用するスキルを身につけられます。

一流講師による直接指導と少人数制の環境

講師は、建築・インテリア・CG制作の分野で活躍する現役デザイナーや一級建築士、CGクリエイターが担当。実際の商業施設・住宅・店舗設計などのプロジェクト事例をもとに、制作の流れやデジタルパースの表現手法を直接指導してくれます。

また、クラスは少人数制を採用しており、受講生一人ひとりに合わせたきめ細やかなフィードバックを受けられるのも特徴です。作品制作やポートフォリオ構築の段階でも、現場視点のアドバイスが得られるため、実務に直結するスキルアップが可能です。

働きながらでも学べる夜間・土日クラス

授業は、平日夜間（19:15〜21:45）や土日集中（週1回5時間）など、多様なスケジュールで開講。社会人や学生でも無理なく通える柔軟な受講スタイルが整っています。働きながらスキルを高めたい方や、キャリアチェンジを目指す方にも選ばれています。

空間デザインの企画からデジタルパース制作までを一貫して学べる東京デザインプレックス研究所は、“デザイン力×デジタルスキル”を兼ね備えた人材を育成する注目のスクールです。

ICSカレッジオブアーツ

インテリアや建築などのデザインだけではなく、手仕事によるものづくりも体験できるスクールです。空間デザインに欠かせないものづくりの基礎的な思考から、丁寧に指導してくれます。

設計やデザインの基礎から学ぶ

デザインの基礎知識を学ぶだけではなく、実際に思い描いたデザインが実現できるかどうかというものづくりのノウハウも体験できるスクールです。基礎的な製図や表現技法を学び、デザインの基礎技術を身に付けるところから始められます。

基本の技術を習得したうえで、デジタル技術を学習できるため、安定した技術力を積み上げたい方におすすめです。実践的な課題を通して、デジタルパースの使い方を繰り返し学べるという特徴もあります。

即戦力のデザイナーを目指す方にとって欠かせない提案力や表現力を育てるカリキュラムが、充実している点は魅力です。

目標に合わせた実践的な講習

インテリアデザインに特化したコースや総合的な空間設計・デザインを学べるコースなど、5つの学科が用意されており、目的に合わせて学習コースを選択できます。空間設計・デザインに特化したコースでは、現場で使える実践的な授業内容です。

住空間や商業空間など幅広い空間デザインのカリキュラムがあり、多彩なスキル習得を目指せます。プロとして通用する力を育成するため、現役デザイナーによる個別指導もあり、卒業後に安心できるノウハウを得たい方に便利です。

産学連携のプロジェクトもあり、在学中から企業のデザインワークを体験できるチャンスもあります。

青山製図専門学校

建築士の資格取得サポートも充実しているスクールであり、就職を考慮したカリキュラムも特徴です。夜間部もあり、社会人として活躍している方も新たなスキル習得ができる環境が整っています。

就職に役立つ先端技術の指導

デジタルパース技術は、設計に役立つほかプレゼンテーションの場面でも求められるスキルです。青山製図専門学校では、就職先での活躍を視野に入れたカリキュラムを展開しており、全学科でデジタルによる3D設計を学べます。

業界での利用が広まっているBIMというシステムを学べる環境であり、BIMというツールを使用できることが就活のアピールポイントにもつながります。CADやCGも全学科必修で指導しているため「今後必要かはわからないけど、使えるようにしたい」といった場合も安心です。

建築業界はもちろん、インテリア業界でもデジタルパース技術を持つ人材は求められています。企業が求める水準のスキルを青山製図専門学校では学べるため、就活でアピールポイントにできるでしょう。

幅広い空間デザインを学べる

住宅から大型建築物の設計まで、デジタルで対応できる能力を身に付けられるカリキュラムが特徴です。建築の専門知識を基礎から徹底して学び、一級建築士や二級建築士の資格取得も目指せます。

建築の基礎知識とあわせてインテリア空間などを学べる学科もあり、多様なキャリアの選択が可能です。どの学科を専攻しても実践的なデジタルパース技術の授業を受けられるため、無理なくキャリアに役立てられる資格やスキルの習得ができます。

まとめ

実践で役立つ最先端のデジタルパーススキルを習得できる、空間デザインスクール3選を紹介しました。授業で使用しているソフトや指導内容は、スクールにより異なるため、自身が求めるスキルに合っているかどうか調べてみるとよいでしょう。デジタルパースの授業を導入しているスクールを選ぶ際、今回の記事も参考にしてみてください。